ブログの読みやすさは文書力で決まると思っていませんか?
文章力は確かに大事です。
ですがそれ以上にちょっとした言葉の使い方の方が重要です。
ブログの文章でもちょっとした言い方の違いで伝わりやすさが変わります。
文章力は大事ではありますが、それを鍛えるのは簡単じゃありません。
今回の伝え方の姿勢はいますぐ実践が可能ですし、即効性があります。
そして、文章力を鍛えるよりも効果があります。
PRと自慢話の違いに気をつける
例えばある美容品が100万本売れるヒットになったとします。
「この化粧品は100万本売れて、10億円以上の利益をあげました」
こう書いたらどうでしょうか。
100万本売れたという実績の要素を含んではいますが、少し鼻につく感じがしませんか?
「肌への効果が支持されて100万本以上使われています」
と言い回しを変えるとどうでしょうか。
意味合いはほとんど変わっていませんが、先ほどの例と比べると自慢と取られにくくなります。
その実績がお客様にどんなメリットがあるかが大事なのです。
実績としてより支持されるのは「これまで利用されてきた本数>売り上げ」ではないでしょうか。
例えば、アンケートなどで満足度を測れる機会があれば、そちらも効果的でしょう。
お客様にとってその情報が必要だと思わせられるかどうか。
それが自慢話と自己PRの境目です。
それはちょっとした言い方で変わりますよ。
言い切り・断定できるようにする
上から目線での自慢話は相手に読む気を無くさせます。
かといってへりくだり過ぎてしまうのもあまり有効ではありません。
あなたの気持ちはその言葉の語尾に現れます。
「〜だと思います」→「〜だ」「〜です」
言い切りではなく、「〜思います」という言い回しは自信のなさを読み手に伝えます。
自然にそういった表現を多用しているのなら、あなたが言いたいことに対して十分な根拠を取れていない可能性もあります。
自信がないなら、自分の言いたいことにきちんと裏付けや根拠を取っていることでそういった言い回しを自然と回避することができます。
ですから断定できないことを無理に断定することも避けましょう。
表現が誇張気味になり、その文章に説得力が無くなります。
断定できるように自分なりの根拠をしっかりと取るようにしましょう。
不必要に煽るのは避ける
最近使われるのが
「〜なのは時代遅れ!」
「まだ〜していないの?」
などと強く不安を煽る言葉でブログを書く人が増えてきていますが、これはなるべく避けましょう。
強い言葉は確かに注目を集めやすいです。
ですが、そういった言葉は炎上の危険性があります。
アクセス向上するかもしれないメリットより、炎上のリスクの方が高いです。
またそれだけではなく、下手な煽りは信用を傷つける結果になります。
タイトルで煽ろうとしても文章の中身が伴っていなければ、問い合わせには繋がりません。
強い言葉は人を呼び込みやすいですが、誤解される危険性もあります。
短期的な利益の向上には繋がるかもしれません。
長期的な関係を作りにくく、後々あなたの首を締める結果になる可能性があります。
無闇に煽るのは非常にリスクが高く、また何が原因で炎上するのかわかりません。
またたとえ炎上しなくても、問い合わせに繋がらない可能性の方が高いです。
そういった点からも煽るのは避ける方がベターです。
ちょっとした言葉遣いからその人の人柄が伝わる
- 自慢話とPRの違いに気をつける
- 曖昧な言い回しを避ける
- 煽るのは避ける
これが大切な3つのスタンスです。
これらはパッと見ただけでは伝わりにくいかもしれません。
少なくとも煽り文などの方がインパクトは強いです。
ですが、これらの3つのスタンスはすぐには伝わらなくてもじわじわと伝わっていきます。
ちょっとした配慮なのですが、その配慮ができるかどうか。
そんな人柄が徐々ににじみ出てきます。
安易な表現に頼らず丁寧に伝えることを意識してみてくださいね。
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