ブログの記事を読んで、これ面白い! って思った体験は誰しもあると思います。
逆に論理的できれいな文章なのにいまいち頭に入ってこないなんて体験をしたこともあるのではないでしょうか。
どんなにきれいな言葉が使えるようになったところでそれで人の心を動かせるわけではありません。
逆に言うと、うまい言葉を使えなくても人の心を動かす文章は書けます。
今回はそのために必要な相手の気持ちを動かす文章を書くためのコツについて紹介したいと思います。
最後まで読んでもらえるのは論理的な文章ではない。
勘違いされやすいことですが、論理的にきれいにまとめられた文章だから読まれるというわけではありません。
むしろ論理的にきれいにまとまりすぎていても目的意識がはっきりしない文章は読むのを辞めてしまいがちです。
心を動かす文章の最初のポイントは「目的意識」
これが不透明になっていると、どれだけ文章がうまくかけていても相手の心には残らない文章になります。
商品のセールスの文章で考えるこんな感じになります。
ただただその商品の情報だけつらつらと書いてあるだけの文章。
大事なのは読者がそれを使うことでどんなメリットがあるのかがちゃんと伝わること。
商品が良ければ売れるわけじゃありません。
商品の良さが相手に伝わってはじめて「売れる」んです。
参考記事
http://umidas-web.com/wp/bigginner-blog-kakikata/
感情を動かすことが出来れば勝ち
大事なのは文章がうまいことではなく、相手の心をつかむことです。
テクニックが複雑すぎると実践できないですよね。
でも心を動かす文章を書くのに意識することはシンプルです。
仮想読者を想定することです。
具体的であればあるほど良いです。
ただそれは文章を書くのに慣れていない人にとっては結構難しいです。
そのためには「過去の自分」を想定することです。
特に個人で事業をされている人は「自分を変えてくれたもの」を事業にしている人も多いのではないでしょうか?
そういう場合に特にお勧めしたいのは「事業を始める前の自分が欲しくなるように書く」ことです。
過去の自分であったら、
・どんな言葉遣いで
・どんなことを説明して
・どんな反論をするのか
・どういうものを当時欲しがっていたのか
いかがですか?
どういう文章の書き方をしたらいいかぐっとイメージしやすくなりませんか?
例えば僕は結構負けん気が強くて上から目線で語られるのが嫌いです。
なので上から目線で偉そうに書かれた文章はその気配を感じた瞬間に読むのを辞めたくなります。
ですから上から目線で文章を書くことはしませんし、基本的に自分が読んで不快になる文章は一切かきません。
細かいところはさておいて読み手のキャラクターまでイメージして書けたら一気に伝わりやすい文章になります。
「自分」からなれたら広げていく。
想定読者を想定する。って少しなじみがないかもしれません。
でも遠くの想像もしにくい人ではなく、身近にいる人の方がいいです。
なれないうちは一番イメージのしやすい過去の自分を想定するのが一番やりやすいですが、慣れてきたらどんどん広げていきましょう。
また、友達にどうやったら気持ちを動かせるのか、身近な人に雑談で全く問題ないので実践で練習してみましょう。
「一緒に楽しく話せている」もまた相手の気持ちを動かせている瞬間です。
相手の気持ちに寄り添って話をすること。
自分自身も一緒に楽しめること。
そこに相手の気持ちを動かす文章のヒントはたくさん散りばめられています。